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2017.12.01

シンポジウム「学術的知見を活かして大規模災害に備える-緊急支援・災害後の暮らし」に参加しました。

 

 

神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室主催

第6回 学術的知見を活かして大規模災害に備える-緊急支援・災害後の暮らし-

に参加しました。

 

災害後の高齢者の生活について学術的知見の蓄積が活かされてきたのか。

北後先生はお話の中で、

学術的な蓄積な十分活かされているとはいえない状況だと言われました。

どのようなところで活かされていないのか・・・。

初動対応、避難生活、仮住まい、なりわい再興

つまり、生活そのものですね。

 

また、「日本DMATと我が国の災害医療体制」というテーマで神戸大学医学部附属病院の西山先生が紹介してくださった

阪神・淡路大震災後、災害時における初期救急医療体制が強化されDMATが創設されました。

その後、東日本大震災では本来医療措置を受けることができれば助かった命が、医療救護体制が整わず亡くなってしまう事例が多々ありました。「避けられた死」です。教訓として現場の医療救護体制が充足するまでDMAT第二次隊、第三次隊の派遣をすることが決まりました。

 

地震に伴う長期的な人間被害の実態(そこには高齢者の慢性疾患の増悪等があります)があってこその医療体制の充実実現につながったのだと思います。

 

 

わたしが災害研究をしていて大切にしている視点は、

直後だけではなく、中・長期的に支援していくこと

様々な分野の関係づくりを平常時から震災時にリンクして構築してくこと

個別に対応すべき高齢者を重層的に支援していくこと

 

災害はいつも違う顔を見せる、とは我が師匠の言葉です。

熊本地震から1年半年が過ぎようとしています。

被災地に、被災地の生活者に還元できる研究をこれからも続けていきたいと思います。

 

 

写真上:会場:神戸大学百年記念館 六甲ホールの様子

写真下:会場から眺める神戸港の様子

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