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2017.12.15

重度の「うつ」傾向の高齢者の津波死亡リスクについて

 

震災時、どのような人が死亡しやすいのかったのでしょうか。
震災前後の高齢者(うつ病)と死亡リスクについて研究結果を報告しています(東北大他)。

・重度うつ傾向は津波死亡のリスクを高めていた。(認知機能の低下・動作の遅れによる避難の遅れ)
・友人との交流は震災後約3年間の中期的死亡リスクを低下させていた。

災害弱者を特定するうえで、災害発生前の健康状態や行動、社会的状況などの要因を考慮した研究は例がないようですので、人間被害の多様性を学際的に探究する必要があることが確認しました。

日常生活の自立度が低い高齢者ほど震災時の死亡が少ない傾向にあった理由として

・岩沼市では震災当日に高齢者施設の高齢者の避難が無事成功したことが報告されています。施設職員の努力および震災前から橋の耐震工事を市が行っていたことも避難成功の理由だそうです。

 

 

わたしたちは、施設が立地する地域のハザード、災害時の避難ルート、避難場所を複数知っておくこと、職員で情報共有すること、日常からこれらを準備すること、訓練することが職員・入居者の命を守ることにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

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