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2018.03.12

第117回近畿救急医学研究会に参加しました。

 

 


3月10日土曜日に開催された第117回近畿救急医学研究会に参加しました。

(会場:神戸国際会議場)

会場様子_20180310_130603

 

 

 

 

 

 

米村先生_20180310_133705

 

テーマは「DNAR 臨床倫理と法律の狭間で」。

超高齢社会を背景に高齢者の救急搬送は激増しており、救急の現場においても高齢者本人や家族の意志を踏まえる機会が増えてきています。中でもDNARの意志の把握はかかりつけ医をはじめ後方支援を担う病院の意志、看護師だけでなく救急隊、高齢者施設などでも避けて通れなくなっており、法的な裏付けなく現場の医療従事者、介護従事者の判断に委ねられているのが現状です。

米村先生(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)は終末期の定義のあいまいさが残る中で、普段から本人、家族、主治医が丁寧に医療処置の事前方針を話合い合意形成を行うことが重要であると指摘されました。

また2017年4月に配布された京都市における事前指示書策定を事例に市民への意識啓発を促す行政主導の取り組みを紹介しつつも、行政を主体として弁護士などの意見をもとに作成されたため、医師等の関係団体からの理解が得られていない点等の課題について高階先生(京都第一赤十字病院救命救急センター センター長)が話されました。

本研究会に参加して救急医療の調査研究が多く医療側の課題について把握できました。今後は高齢者の住まい等を対象として病院前医療における治療方針の決定についての取組みや課題を明らかにしたいと思います。

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